善光寺 参り

先日、長野善光寺に初めて行きました。
5泊6日での撮影行の初日は長野県長野市の善光寺。
「遠くとも一度は参れ善光寺」
江戸時代から人々の間で語り継がれてきたこの言葉。一度でもいいから善光寺でお参りをすれば極楽往生が約束される、と古くから信じられているのです。
能登半島までの長距離を一気に運転するには辛いので、日本海側に出る途中に丁度良い距離の観光地でも有るので立ち寄ることにしました。
駐車場は境内の裏側にあるのでいきなり御本尊がある本堂からの撮影となりました。
1707年建立。国宝に指定される木造建築としては4番目の大きさ。撞木(しゅもく)造りと呼ばれています。
最も奥の瑠璃壇【るりだん】には絶対秘仏の一光三尊阿弥陀如来像が御安置されています。
7年に1度、御本尊の分身である前立本尊の御開帳が行われます。この時、本堂前に回向柱(えこうばしら)と呼ばれる巨大な10mの木の柱が立つが、その柱が御本尊との縁を結ぶといわれ、触れれば前立本尊に触れたと同じご利益があるそうです。
歴代回向柱納所。御開帳後経蔵の裏手に移されます。奥が最も古く朽ちて短くなっていました。
山門(三門)。どっしりとした二層入母屋造りで江戸時代中期に建立されました。国の貴重な重要文化財です。
六地蔵・ぬれ仏。
右から、地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天の六つの世界で民衆を救ってくださる菩薩様である六地蔵です。
左端のぬれ仏は、江戸の大火を出した八百屋お七の冥福を祈って、吉三郎が立てたという伝説もあって有名な延命地蔵です。
画面左に山門、その左奥に経蔵が見えます。
山門から仁王門を望む間に仲見世がある。店舗数は56。明治以前の大道商人や立売り、見せ物小屋といった歴史があるそうです。
戦後の高度経済成長により現在の店舗へと徐々に発展しました。
仁王門から山門を望む。
扁額には「定額山(じょうがくざん)」と書かれており山号となります。
字は伏見宮の貞愛(さだなる)親王の筆と云われています。
善光寺の宿坊。
仁王門の周囲の広いエリアに宿坊が39あり、それぞれに御堂があり住職がいらっしゃいます。
精進料理・宿坊料理が楽しめるそうです。
根元  八幡屋礒五郎  本店  (仁王門から境内を出て善光寺信号の先左側2軒目)
「三大七味」と呼ばれる七色唐辛子の一つ。   東京・浅草【やげん堀】、京都・清水【七味家本舗】、信州・善光寺【八幡屋礒五郎】

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