最新のアプリで画像を現像処理
最新の画像現像アプリ、Adobe Lightroom Classic、Adobe Photoshop 2024 を使用して16年前の古いRAWデータを現像し、AIノイズ除去、高解像度へスケールアップ。
スーパー解像度でCANON EOS 30 D (約820万画素) が約3300万画素になり、AIノイズ低減でノイズも大幅に低減。
海中の浮遊物にストロボ光が乱反射したゴミ取りは、スポット修復ブラシツールで丁寧に確実に作業。
最新のカメラで撮影したかのように仕上がった。
下記の動画はその概要を紹介している。
AIノイズ除去の実際を比べる。
教材用にISO20000という高感度で撮影した画像。
CANON EOS R7 , TAMRON 150-600mm(600mm) , f11 , 1/8000秒 , 被写体は諏訪湖で撮影したカンムリカイツブリのカップル。
適用量は40〜60程度が良好な結果になった。
70以上かけるとヌルヌルになって写真というより絵になってしまうので要注意。
高感度で撮影するのはシャッタースピードが稼げる反面、ノイズが乗ってしまうので極力避けたいところだが、この結果を見て考えは180度変わった。また、スーパー解像度でトリミング耐性も大きく変化し、APS-Cの高画素カメラ(EOS 90D , EOS R7)と600mmクラスの超望遠レンズの組み合わせでは、画像処理後の焦点距離は35mmフルサイズ換算で軽く1000mmを超え2000mmにも達する。
これは特に野鳥撮影やトビハゼなどの小さくて寄れない被写体等で極めて有効だ。
最後に注意点だが、AIノイズ除去はRAW画像でないと処理できない。JPEGやTIFFでは不可能。