山岳地帯に降った雨や雪どけ水は山肌を流れ、岩や斜面からも染み出す。
水を集めて小さな沢となり、やがて谷を流れる渓流となる。浅く流れの早い瀬、滝や淵、景観や環境は変化に富み生物層も豊かにする。

阿寺渓谷
長野県大桑村。「阿寺ブルー」と呼ばれる澄んだエメラルドグリーンの清流。
今となってはすっかり観光地化されてしまい、夏の間はマイカー規制が掛けられている。

犬帰りの淵

牛ヶ淵

紅葉の牛ヶ淵

牛ヶ淵の落ち込み滝壺(水深5m)
崖下までロープを使用してスクーバセットを下ろして潜水撮影した。
最後は滝壺真下に吸い込まれそうになった。

熊ヶ淵
波紋が水底にくっきりと描かれていた。苔の色彩も鮮やか。
阿寺渓谷は水の綺麗さもさることながら花崗岩の反射で水中は青く見える。

狐ヶ淵・狸ヶ淵 「渓魚の視線で紅葉を楽しむ」
対角線魚眼レンズを付けたハウジングのドームポートを水面下裏側にギリギリまで近づけて撮影。


柿其渓谷
長野県南木曽町

牛ヶ滝
柿其渓谷を象徴する直瀑で落差は25m、観爆台から滝壺付近には降りることが出来なかった。


赤沢渓谷
長野県上松町

黒沢合流付近の巨岩

「渓の中から星空を想う」