干潟

野鳥
三番瀬

ふなばし三番瀬海浜公園での野鳥撮影を始めた。この冬、地方で野鳥撮影をする合間に4回、朝〜午前中に訪れた。ここは東京湾沿いの約1,800haの干潟・浅海域で、ハゼ、アサリ、カニ、ゴカイなどの底生生物が多く生息し、それらをね […]

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撮影行
野鳥撮影遠征〜中津干潟(大分県・中津市)(2)

中津干潟でズグロカモメを撮影した合間に何種類かの野鳥も撮影した。 ヘラサギ・クロツラヘラサギ九州で出会ったクロツラヘラサギの群れには少数のヘラサギが混在していたが、ここではヘラサギの割合が多かった。 海では野鳥の捕食シー […]

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撮影行
野鳥撮影遠征〜中津干潟(大分県・中津市)(1)

九州最終日は別府温泉の後に中津干潟へ向かった。干潟ある所に野鳥ありと素人考えで向かうのだが、初めての地では狙いも定まらない。「ひがたらぼ」を訪ねてみた。NPO法人 水辺に遊ぶ会 が設立された環境学習と干潟保全の拠点。我々 […]

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野鳥
ホシハジロ(星羽白)

東京港野鳥公園、ホシハジロの雄が観察できた。嘴が殆ど真っ黒なのでオオホシハジロでは?と思ったが撮影日は9月中旬でもあり、調べると嘴が真っ黒のホシハジロもいるらしい。また嘴や体の大きさも考えるとホシハジロと同定するのが順当 […]

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干潟
水の嫌いなトビハゼ

トビハゼは魚類であり、淡水魚に分類される。しかし、水を嫌う。サカナなのに。泳ぐことは出来るが(サカナだから当たり前)、目を水面から出して泳ぐ。 そして泳ぎは遅い。何だか水が恐い小学生みたいな泳ぎ方だ。 そして泳力はと […]

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干潟
トビハゼの求愛行動(愛の結晶)

トビハゼの卵は長径1.0mm、短径0.6mmと非常に小さく産卵室の天井や壁面に5000〜6000粒産み付けられる。1週間後に孵化し(体長2.7mm)、仔魚は夜間の満潮時に巣穴から出て海中の表層〜中層で浮遊生活を始める […]

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干潟
トビハゼの求愛行動(愛の成就)

トビハゼの雄は紆余曲折を経て雌を無事に巣穴へと連れて来ることに成功した。(人間界以上の泥沼的な愛の葛藤)果たして雌は気に入ってくれるのだろうか?(新婚家庭の新居へ花嫁が初めて訪れる際の花婿の気持ち?) 雄は丹精を込め […]

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干潟
トビハゼの求愛行動(泥沼の愛)

トビハゼの愛の策略は興味深い。特に繁殖期後半になるといわゆる「売れ残り組」が雌雄ともに存在し、お互いに争奪戦となる。あちらこちらで雄どうしの戦いや、雌どうしの小競り合いが始まる。 雄どうしの威嚇。 泥の中で威嚇し合う […]

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撮影行
トビハゼの求愛行動(愛のキス)

巣穴が完成したら雄は雌を求めて干潟の真ん中へ飛び出す。徐々に体色をピンクやオレンジ色の婚姻色に染めて。高くジャンプしたり、求愛ダンスを踊ったりしてひたすら雌にアピールする。これは遠くにいる雌からも良く見える様にするためで […]

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干潟
トビハゼの捕食行動

トビハゼは肉食性。干潟にいるチゴガニを襲って捕食する。 稚ガニは食べやすいが成体のチゴガニは脚が長くて食べづらい。 野鳥のシギ類がヤマトオサガニを捕食する際にカニの脚をもぎ取る様に、トビハゼも首を振っていた。 遠 […]

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干潟
トビハゼの巣穴

トビハゼは泥干潟に巣穴を掘って暮らしている。葦原の前に広がる泥干潟であったり、葦原の中のぬかるみ周辺であったりする。巣穴の直径は1〜1.5cmでトビハゼが入れるギリギリのサイズが多いが、中には3cmを超えるものま […]

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干潟
トビハゼのジャンプ

トビハゼ(跳鯊)の和名の由来は、潮が満ちて逃げ場が無くなると水切りのようにピョンピョン連続ジャンプして跳ねて陸に上がるからとされている。確かにその光景は観察できる。しかし素早くてとても超望遠レンズでのアップでは追い切 […]

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干潟
トビハゼ撮影

5月下旬より大潮周りの日にトビハゼの生態撮影を始めた。以来、20日程撮影を続けている。時間にすると約100時間。残り約1ヶ月くらいだろうか、繁殖期が終わるまで続けるつもりだ。この季節は炎天下の撮影で日焼けに悩まされる […]

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野鳥
ダイサギ(大鷺)

干潟に現れたダイサギ。水際をゆっくり餌を探して歩く。鳥の眼力は鋭い。ヒトの3〜4倍の視力で視界は330度と円周魚眼に近い。ヒトの視野は24mmレンズ程度、案外狭い。 ボラの稚魚を捕らえた。首を縮めたかと思うと一気に伸ばし […]

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撮影機材
続・干潟撮影機材

干潟で撮影する際に工夫した3点を紹介します。先ずは「ガタイス(干潟用椅子)」。干潟で撮影する際は4〜5時間と長丁場になります。トビハゼの生態撮影は根気との戦いです。ぬかるんだ干潟は体重でどんどん沈んで行きます。三脚の足先 […]

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干潟
スジアオノリのレストラン

最近撮影している干潟で干潮時に現れるスジアオノリの群落。そこは干潟のカニたちのレストラン、しかも食べ放題! 常連客その1、アシハラガニ。 常連客その2、ヤマトオサガニ。 そして常連客その3、チゴガニのカップルがランチデー […]

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干潟
アシハラガニの採餌

葦原に大群で暮らすアシハラガニ。甲幅30mm、干潟の中では大型種で鋏脚が左右同じ大きさ。雑食性で干潟に打ち上げられたクラゲや魚類の死骸なども食べる。 ハクレンの死骸を集団で採餌。 次の日も貪りつく。 約2週間後に訪れると […]

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野鳥
ダイサギ(大鷺)とコサギ(小鷺)

俗にシラサギと呼ばれる三種のなかで最大なのがダイサギ。全長は80〜90cmと存在感たっぷりな野鳥で美しい。夏羽では嘴は黒く長く、目先は青緑色。首がとても長い。飾り羽は繁殖期の春から夏に見られる白いレース状でウエディングド […]

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干潟
ヤマトオサガニのウエービング

ヤマトオサガニの雄は雌に対して求愛のダンスをする。大きな鋏脚を上下に振るのであるが、それはチゴガニほど動作が大きくなくゆっくりでもある。 泥干潟では繁殖期も近づいて生き物たちがより活動的になって来た。 EOS 90D , […]

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干潟
トビハゼ

トビハゼは汽水域の泥干潟に生息し泥上を這い回る魚。成体の体長は最大10cmになるらしいが、私の撮影フィールド(東京湾奥部)では5〜6cmの個体ばかりである。とても臆病で近づくとカエルのように連続ジャンプで素早く逃げる。同 […]

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撮影機材
干潟撮影機材

久しぶりに干潟撮影に本腰を入れるために撮影機材を見直した。今回新たに購入したレンズは、タムロン 100-400mm F4.5-6.3 Di VC USD (写真手前)奥側の SP 150-600mm F/5-6.3 Di […]

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野鳥
コチドリ(小千鳥)

全長16cmとスズメと同じくらいの小さな野鳥。日本で一番小さなチドリ類で、ハクセキレイを撮った同じ干潟にいた。黄色いアイリングが目立つ。 東京港野鳥公園にて撮影。

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野鳥
ハクセキレイ(白鶺鴒)

全長約20cmほどで街中でも見かける鳥だが、せわしなく走り回る尾の長い白黒の鳥としか認識していなかった。干潟で餌を探して歩き回っていた。バズーカと呼称される超望遠レンズで見る野鳥は新鮮に感じた。先ずは身近な野鳥から撮影し […]

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干潟
ハサミシャコエビ

節足動物門 軟甲綱 十脚目 ハサミシャコエビ科 ハサミシャコエビ属河川河口域や内湾の干潟に生息するハサミシャコエビ。体長約10cmで一見するとザリガニのようにも見える。撮影した千葉県では絶滅危惧Ⅱ類。直径4〜5 […]

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野鳥
アオアシシギ・キアシシギ

チュウシャクシギを撮影した干潟では、アオアシシギやキアシシギも観察できた。大きさは、チュウシャクシギ>アオアシシギ>キアシシギの順でより小型になる。 アオアシシギ全長が約35cm 足は緑青色。嘴は灰黒色でやや上に反 […]

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野鳥
チュウシャクシギ

干潟に生息するヤマトオサガニの天敵であるチュウシャクシギは干潟を歩きながら巣穴を見つけ、その下向きに曲がった長い嘴を差し込みヤマトオサガニを掘り出す。 ヤマトオサガニの脚を咥えたかと思うと激しく首を振り、遠心力を利用して […]

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干潟
チゴガニ

潮周りは中潮であったが潮位が低いので干潟へ。自宅から車で30分弱のフィールド。東京湾河口域の残された干潟では小さな生き物が懸命に生き延びようとしていた。 チゴガニは甲幅約1cmで葦原やその周りの泥干潟に生息している。 雄 […]

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干潟
ヤマトオサガニ

干潮時に東京湾の干潟に撮影行。泥干潟には無数のヤマトオサガニが生息している。最大で甲羅の幅が4cmほどになる。警戒心がかなり高く人影が近づくとすぐに巣穴に隠れる。 雄の鋏脚は橙色でへの字に曲がっていて大きい。 メスの鋏脚 […]

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