コウノトリ 渡良瀬遊水地

渡良瀬遊水に初めて行った。目的はコウノトリの撮影だ。
「赤ちゃんはコウノトリが運んでくる」と言う童話だか神話だか分からないが、子供の頃に聞いた話だけがコウノトリの名前だけの記憶で実際にコウノトリを見たことがなかった。
野鳥撮影のフィールドに渡良瀬遊水地があるのを知り、そこにコウノトリがいることを知ってこれは是非とも撮影したいと思い直ぐに出かけた次第だ。
渡良瀬遊水地は栃木・群馬・埼玉・茨城の4県にまたがる日本最大の湧水地。広大なエリアに点在する撮影ポイントは車で回ることをお勧めする。
今月(2024年2月)は2回撮影に赴いた。北エントランスから入り、第1〜3調節池を主体に車で移動しながらの撮影だ。

人工巣塔が何箇所か有り、そのうちの一つに営巣していた。

個体識別の足環が関節の上に確認できる。飛翔している時は羽毛に隠れて確認できない。
コウノトリ個体検索から、【オス】J0128「ひかる」(満7歳)2016年(平成28年)3月28日 千葉県野田市「こうのとりの里」生まれ。

中央着地寸前の個体が背中の盛り上がりかたで「ひかる」と識別できる。その他は足環が確認できなかったが、おそらくファミリーであろう。

求愛行動、奥が「ひかる」、手前の個体は足環が確認できない。
ちなみに、「ひかる」のファミリーは、
嫁:【メス】J0238「レイ」(満4歳)2019年(平成31年)4月6日 千葉県野田市「こうのとりの里」生まれ
子:【メス】J0528「コハク」(満1歳)2023年(令和5年)4月6日 渡良瀬遊水地 生まれ
子:【メス】J0529「チトセ」(満1歳)2023年(令和5年)4月6日 渡良瀬遊水地 生まれ

ファインダー内に5羽、近くにもう2羽が飛翔していた。

翼を広げると約2mと大きい。目の周りが赤く怖い顔つきだ。

「ひかる」はGPSを装着している。

背景の冠雪した山は、日光にある男体山(標高 2,486 m)。

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