石垣島 野鳥撮影(4)
シロハラクイナ
遠くに見つけてもすぐに姿を消してしまいなかなか近くでは撮影できない。この時は車の中から至近距離で撮影できた。
昨年沖縄本島・金武町で車に轢かれたシロハラクイナを助けた恩返しではないかと、目が合った瞬間にそう思ってしまった。



ズグロミゾゴイ(頭黒溝五位、Gorsachius melanolophus)
RDB絶滅危惧II類 (VU)東南アジアに分布、日本では石垣島・西表島で繁殖。雄の成鳥繁殖羽を撮影。ミミズを捕食していた。








ムラサキサギ(紫鷺、Ardea purpurea)
八重山では繁殖している留鳥。アオサギ属で体型はアオサギに似ているが、性格は臆病で警戒心が強い。


クロサギ (黒鷺、Egretta sacra)
九州以北に多い黒色型と南西諸島に多い白色型があり、海岸の色彩(黒っぽい岩場や白い珊瑚礁や砂浜)にカモフラージュする適応性による。石垣島では両タイプが観察できる。






インドクジャク
1970年代に新城島の観光施設で飼育するために持ち込まれ(外来種)、それが管理放棄された結果、野外へ逸出して八重山諸島の数カ所で繁殖(留鳥)。先島諸島のうち宮古島や伊良部島などはこれとは別に移入した経緯が複数ある。長い上尾筒は繁殖期の成熟したオスだけが持つ。石垣島で雄の個体を撮影した。


