中禅寺湖にはダイビングサービス等は無い。また許可なく立ち入る事も潜水する事も不可能。
中禅寺湖漁業協同組合より特別な許可を得て一部の湖域と流入河川(私有地)を潜水撮影した。
半月山展望台より撮影。中禅寺湖に突き出る八丁出島、後ろに雄々しく佇む男体山、奥には戦場ヶ原や白根山まで望める。
千手ヶ浜より半水面撮影。奥に男体山を望む。波打ち際の先10m程度から深く落ち込んでいるのが見える。
水中は水草が生い茂る。スジエビ   体長約3cm
ヌカエビ   体長約3cm
カジカ   体長約6cm
湧水の豊富な流入河川で撮影。
ホンマス雄   体長約50cm    婚姻色が出ている。
ホンマス雌   体長約30~40cm    鮮やかな婚姻色。
ホンマスのペア   右が雄、左が雌。
カワマスのペア    体長約40cm   右が雌、左が雄。婚姻色が美しい。
ニジマスのペア    体長約50〜60cm   右が雌、左が雄。鮮やかな婚姻色。普通より大型化するドナルドソン系の成魚。
ヒメマス   体長約40cm     
雌(左上)は穏やかな顔つきで、雄(右下)は口が湾曲し体高が背っ張る。美しい婚姻色。
ヒメマスは秋になると産卵する為に集団で遡上する。
ヒメマスのペア    右手前が雌、左奥が雄。産卵行動で体が傷付く個体が増え始める。
ヒメマス・散り際の美
ヒメマスの産卵行動は命がけ。雌は砂利底に産卵床を掘り、雄たちは雌を奪う為に激しく戦う。鱗は剥がれ体中が傷だらけになる。
命を繋ぐ為に本能が磨きあげた化粧とも言えるボロボロの姿は実に美しい。
ヒメマスの終焉
命を全うしやがて分解され、有機物として子孫の栄養源となる。親は自らの身をもって、子に栄養を与えるのだ。