潮間帯のみの撮影だったのでそれほど珍しい(地方固有種的な魚類)を期待してはいなかった。
ところが海中では見たことのない魚がいた。
泳ぐ姿は速く海中では一瞬アユに見えたが良く分からず、帰宅して図鑑(山渓・日本の淡水魚)を見て確信、ウグイであった。
本来なら河川の中流域〜上流域で観察できる淡水魚である。
降海期の途中でこれから(おそらく来年春に)川に遡上する個体だ。
キヌカジカが数個体、海藻の間から出てきた。伊豆半島ではレアな海水魚。
伊豆半島ではお馴染みのヘビギンポは産卵期で岩の壁面でたくさん観察できた。
写真の個体は雌。
(3)へ続く。