沖縄本島・野鳥と干潟撮影(1)金武町は でーじまーさん

5日間で沖縄本島へ撮影行。梅雨明けの夏真っ盛りの沖縄へ行って来ました。
沖縄は2021年8月以来、約3年ぶり。こんなに期間が空いたのは初めてです。
今回は水中撮影は無しで、野鳥と干潟に絞りました。
早朝便だったので自宅からマイカーで羽田空港P3パーキングに駐車、まだ繁忙期の値上げ前なので5日間の駐車料金はタクシー片道料金と同程度。
この方法が一番楽な事を実感しました。

那覇空港は観光客で溢れ、レンタカー送迎車乗り場で乗車待ちの人が長い行列。3台目に乗車、時間のロスはどうにかしたいものです。
いつものスカイレンタカーはネットで事前チェックイン(スマートチェックイン)をしてあったのですぐにレンタカーに乗ることができました。
メンバー割引も適用されて、Sクラスなのにヤリスクロスを貸して下さいました。これはラッキー、ハイブリッド車なのでガソリン代も節約できます。
5日間で約600 km走行しましたが30L程度しか使用しませんでした。

始まりは金武町から

今回は何といってもあのヤンバル固有種の野鳥、ヤンバルクイナ・ノグチゲラ・ホントウアカヒゲを撮影したくガイドさんをお願いする事にしました。
我々夫婦は過去の数回に渡るヤンバル旅でこの3種は見た事は(ノグチゲラは妻だけ)あるのですが、撮影には至っていません。
見たといっても一瞬の出来事で記憶も薄っすらです。
おまけに野鳥撮影は昨年の5月に始めたばかりのど素人。一度はヤンバルクイナを早朝と夜間に探したことはあるのですが惨敗でした。どこをどう探せば良いのか撮影する注意点は?
ネットで様々なガイドさんを探した結果、たどり着いたのは 沖縄ネイチャーオフィス(O.N.O)さんでした。
主宰されている豊見盛さんはFaceBookで何年も前から繋がっている方で、以前にルリマダラシオマネキのポイントをご教示下さったり、沖縄の情報を頻繁に発信されている頼りになる方です。
”YAMBARU BIRD WATCHING”という三大固有種のツアーです。2日目の早朝5時からで、初日はご挨拶と明日のスケジュール再確認のため、またその他の野鳥の情報を仕入れるためにまずは金武町へ向かいました。

嘉海食堂

腹が減っては戦ができぬ。これからの5日間は精力的に撮影に没頭する。ヤンバルはもはや戦場と化す。
沖縄ネイチャーオフィス(O.N.O)豊見盛さんがFaceBookにアップされていた金武町の嘉海食堂へ向かった。
(これは我々に勧めている筈だと思い行ってみた)

この佇まい、期待に胸が膨らむ。

何と、てびちの自販機が!ここの名物・てびちの煮付け

てびち煮付

煮付(てびち、三枚肉、そーき)

てびちそばと屋嘉じゅーしー(最終日に金武町で野鳥撮影した後に食した)

メニューの一部

今まで食べたてびちの中でダントツ一位確定。煮付とそばのてびちは部位も調理方法も違うという手間のかけ方。
屋嘉じゅーしーは煮干しが入っておりしっかりした味わいなのに脂っこく無い。恐れ入りました!
2013年の年末に閉店した今はもう無い、那覇市西町の嶺吉食堂の煮付けを彷彿する絶品。
嘉海食堂はまた来たい名店でした。

屋嘉節の歌碑

”なつかしや沖縄 戦場になとい 世間お万人と涙ながち”
沖縄戦は負け戦、本土防衛のための捨て石作戦と言われる。4人に一人の約20万人が戦死した。
戦後の捕虜収容所が金武町の屋嘉にあり、約2000人が収容された。屋嘉節はそこで生まれた歌。

屋嘉節の歌碑

裏側は日本軍屋嘉捕虜収容所跡の碑
カンカラ三線は捕虜収容所で生まれたと言われる。米軍のミルクの缶を胴、ベッドの足を棹、パラシュートの糸を弦にして作られた。

我々夫婦はこれらの碑に合掌し、屋嘉節をしみじみ口ずさんだ。二度と戦争は起こしてはならない。

ここは4日目に金武町に宿泊した際に訪れた居酒屋さんです。
豊見盛さんに教えていただいたお薦めです。

堂々とした店構え、うちは何でもでーじまーさんやっしと物語っている外観。

味噌あえ盛り合わせ
参りました!

野菜じゅーしー
感動しました!

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