初夏の山陰撮影行(5)タイドプール水中撮影・兵庫県今子浦

すっかり体調は回復したので午前中は何処かで潜る事にした。
潜ると言っても今回はスクーバセットやタンクは家に置いて来ているので浅い海で水中マスクとシュノーケルを使用したマクロ撮影。
5mmのスキンスーツにウエイトは6kg、タイドプール撮影では体が安定しないと撮影しにくい。
潮回りは中潮で朝9時頃が干潮とまずまず、海岸線をゆっくり走りながらポイントを探す。
今子浦のかえる島周辺、その手前がタイドプール状になっておりエントリーもし易そうだ。

Canon 90D , EF-S60mmマクロ , ストロボとLEDライトをそれぞれ2灯。

かえる島の周囲にはアカメバルの幼魚が目についた。

ヘビギンポは個体数が最も多い。

視線を感じた先にはホシギンポがこちらの様子を伺っていた。

アナハゼ、鮮やかな黄色い個体。

アナハゼ、お腹が膨れていた個体。

アサヒアナハゼ

キヌカジカ

クジメ

ナベカ雄の婚姻色、鰭を全開にして求愛。巣穴に雌が入っている。

ナベカ雌、お腹は抱卵して膨れている。

ナベカ産卵・放精
雌は巣穴に産卵、雄はその後巣穴に入り体を半分出し入れしながら放精。

撮影時間約2時間半、身体が冷えて来たので海から上がった。
車のシャワーでカメラと自身の潮を洗い流し、次の目的地へと向かった。

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