10GBASE-T
データ通信に広く普及しているLAN(Local Area Network)において、現在主流になっている規格の1000BASE-T(1GbE)の10倍の速度を持つ新しい規格が10GBASE-T(10GbE)です。1Gbpsとか10Gbpsとは帯域幅の事でデータを送受信する量です。転送速度はそれぞれ125MB/S , 1.25GB/Sとなり単位時間当たりに扱える情報量は10倍になります。
今まではデータセンターや企業ネットワーク等のみの規格で敷居が高かったのですが、従来のLANケーブルと同じRJ45端子に対応した本命とも言える規格である10GBASE-Tの登場により個人でも導入しやすくなってきました。
我が家では光ファイバーケーブルを1階に引き込んでいます。2階までは屋内配線でCAT.6AのLANケーブルも既に設置済みですが、光テレビや光でんわを使用し続ける事やプロバイダーの問題で1Gbpsの契約で使用していました。6月にdocomo光に切り替えてプロバイダーは@T COMからGMOに代わり、念願の10Gbps契約でも光テレビや光でんわを併用できる様になり、先日工事が終わりました。
10GBASE-TのLANカードが搭載されているのはMac Studioだけですが超高速インターネットの恩恵に預かる事ができました。1000BASE-T規格の機器でも当然速度は向上しているのも嬉しい限りです。
ONUが1台だけだったのが3台に。左から光テレビ信号を分岐するもの、ONU、ルーター。
まだ1台で統一できるほど技術が発達していないとの事。青いCAT.6A LANケーブルが見えますが、これは後日短いCAT.7 LANケーブルに自分で交換しました。
実際の速度を計測してみた。
曜日・時間帯などによって様々な結果であるが、比較的条件が良かったものをまとめた。
尚、Mac Studio とiMac 27はLANケーブル(CAT.7)接続、他は2階でのWi-Fi接続(5GHz)。
3階は2階設置のWi-Fi中継器を使用(今回はデータ不記載)し、2階の半分程の速度であった。
取り付け・設定に来てくださった方によると、実際にこんなにスピード(その時は9.2Gbps)が出るものなんだと驚いていました。
Mac Studio が優秀なのだろう、自作で組み上げたPCなどは思ったようにスピードが出ないとおっしゃってました。
数日間インターネット速度を計測してみました。
7〜8台Gbpsがほとんどでした。これでも十分爆速ですね。これを書いている土曜日の午前11時前で8.5Gbpsです。