JJ1XDD 再開局

 局免を切らしてから実に21年の歳月を経た。その間にはコールサインが足りなくなって再割り当て制度ができて、私が使用していたJJ1XDDと言うコールサインは他の方に割り当てられていた。
過去にどこかのWebサイトで確認して、少しショックを受けたのを覚えている。
近頃YouTubeをよく視聴している。ジャンルは問わずに勝手に流れてくるのを見ていると、突然アマチュア無線をテーマにした動画が流れてきた。
また、四輪駆動のオフロード車の動画も流れてきてどうも聞きなれない「デジ簡」と言う単語が出てきて??
どうも私がQRTしていた(無線から離れていた)間に、様子が激変した様である。
数年前から野鳥撮影を夫婦でしている。探鳥する際に短い距離で離れて行動する場合に特定小電力無線(特小)と言う10mW出力のおもちゃのようなトランシーバーを使い出した。
せいぜい数百メートルしか飛ばないがあるとないでは利便性が違う。どちらかが目的の野鳥を探し当てた時には瞬時に連絡できる。特にスマホ圏外ではありがたい。
話は戻るが、個人が利用できる無線の種類を今一度調べてみた。
「特小」は完全ノーライセンスで手軽に使え、「アマチュア無線」は資格と免許が必要な本格派、そして「パーソナル無線(900MHz帯、5W)」は過去のブームを経て2022年に完全廃止された規格。
電波の有効利用(携帯電話などの周波数確保)に伴い、2022年(平成34年)11月30日をもって制度が完全に終了。
現在、パーソナル無線の代わりに「資格はいらないけれど遠くまで飛ばしたい」という層には、「デジタル簡易無線(デジ簡)」やデジタル小電力コミュニティ無線(デジコミ)」という新しい規格が主流になっているという。
デジ簡は5Wで351MHz帯、デジコミは0.5Wで150MHz帯。
27MHz帯の市民無線(CB無線)は、「新スプリアス規格」と呼ばれる国の厳しい電波ルールをクリアした新基準の端末に限り、現在も合法的に使い続けることができる。
新スプリアス制度は2005年に施行され、途中何回か法の見直しがされて現在では旧規格の古いアマチュア無線機などではJARD(日本アマチュア無線振興協会)などの「スプリアス確認保証」を受けて合法化するか、新規格の機器(新技適機)へ移行することが現在も推奨されている。
2010年に引っ越しの際に、それまで持っていた無線機類を全て手放した。中古というか全くのジャンク価格で郊外の某無線機店に委ねた。
今となってはスプリアス確認保証も受けられないほど古い骨董品クラスの無線機なので未練もないが、それよりもこの20数年間の全くもって「浦島太郎」状態の自分にも愕然とした。
 昨年晩秋に車を入れ替えたこともあり、アマチュア無線局を再開しようかと密かに考えていた。自宅にアンテナを立てての運用には制限が多いので車での運用ならと。
YouTubeでは最近のアマチュア無線の動向が垣間見れるのでありがたい。Webサイトを調べると、かつて自分が使用していたコールサインはどうやら今は空いているのがわかった。
今でしょ! 他の方に割り当てられる前の今ならまた「JJ1XDD」が免許されるとわかると居ても立ってもいられなくなったのである。
5月28日に電子申請をして、6月30日に免許状が交付された旨をメールで受けた。免許状には6月22日となっているが、お役所仕事あるあるで、この1ヶ月強の待たされた時間が長く感じられた。
しかし、この期間を車に無線機を設置施工するのに全て費やしたのも準備期間としては帳尻が合って妥当性をも勝手に納得したのである。

続く

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