ヌマエビ属・ヌマエビ(雌の抱卵個体) 体長4cm
お腹に無数の白色の卵を抱える。渓流の上流域で撮影。ヌマエビは脱皮前に交尾する。


ヒメヌマエビ属・ヤマトヌマエビ
源流部に群れをなしていた。体長約4cm


ヒラテテナガエビ(ペア)
雄の第2胸脚の長さがひときわ目立つ。
某渓流の支流源流域の滝壺で撮影。第2胸脚までの体長は20cm

ヒラテテナガエビ(雄) 体長約15cm
サカモトサワガニの稚ガニを捕食中

★テナガエビ科の繁殖行動を調べて見た!某研究者様の論文を読んで、私なりの表現で書いてみた。
繁殖期が近くなると雄は雌に近づきその長い手(第2胸脚)で雌を囲い込む様にキープする行動を始める。
そして期が熟し、いよいよ雌は綺麗な衣を脱ぎ(脱皮)白い裸体を露わにし、雄を誘う様にフェロモンをまき散らす。
一糸纏わぬ姿になりおもむろに愛しい彼を迎えるべくお腹を上にしてひたすら待つ。
悩ましいフェロモンを嗅ぎつけて雄は雌に寄り添い、優しくかつ大胆に雌の真っ白い身体の上に乗り愛の営みを始める♡
雌はやがて産卵の準備を迎える。子宮にいた卵塊はやがてお腹に降りてきて抱卵という「母の姿」になる。
(この間、たった6時間程というのも驚きである。)そして生まれてくる我が子のために2〜3週間、お腹の子守を続ける。

緑色の卵を抱卵する雌。
警戒心が強く撮影しようと近づくと直ぐに小石の下に逃げられてしまう。

LEDライト光源で半逆光の照明で撮影した。

卵を保育している内に脱皮後の外殻が成長した雌。体長約8cm


ミナミテナガエビ(雄) 体長約15cm


コンジンテナガエビ (雄) 体長約20cm
大きなオス、残念な事に右側のハサミ脚が欠落している。近くにいたオオウナギの仕業かも知れない。

メスの個体。オスに比べて体長・ハサミ脚共に少し小さい。


サカモトサワガニ RDB準絶滅危惧 甲幅約2cm
甲幅は4cmほどに成長するが小さいうちは水中で生活する。
沖縄島、奄美大島、徳之島、喜界島に分布。


オキナワコヤマトンボ(やんばる固有種、RDB準絶滅危惧)の幼虫(ヤゴ)
渓流の上流域でアオバラヨシノボリの水中撮影中に目の前で何かが動いた!大きさ2cmくらいのヤゴだった。


シリケンイモリ 体長約8cm
RDB準絶滅危惧