「星景写真」とは、星空と地表の景色の両方を写す写真のこと。
フィールドを問わない水中撮影がメインの私は車中泊が多い。登山する際も麓で前日夜に車中泊。
日中の撮影を終えると車内で夕食を摂取し夜間はシュラフの中で睡眠をとる。
特に山間部では夜空に星が瞬き、満月の夜には森の明るさに驚くこともあった。
「星景写真」を一度は撮影してみたいと思い、Windyで波や風の予想を見ていたのがいつしか雲の予想を見るようになっていた。
そしてインターバル撮影やタイムラプス動画といったことも勉強した。全く知らなかった星座も少しは名前を覚えた。
Stellariumが先生である。比較明合成にはStarStaxを使用しタイムラプス動画はFinal Cut Proで仕上げている。

爪木崎灯台 (南東の空に明るく輝くJupiter(木星)、右上にSaturn(土星)、左上にはアンドロメダ座)
周囲の植え込みにはLEDライトを弱く照射している。

山中湖パノラマ台 (西の空に夏の大三角、はくちょう座、左上にペガスス座、右上にりゅう座)
11月初旬 満月の夜10時頃の撮影

山中湖パノラマ台 (満月の上にプレアデス星団、左上にオリオン座、右上にペルセウス座)
11月初旬 満月の朝5時過ぎに撮影

山中湖平野 (1月初旬 20:00 〜 23:30 頃までの約300カットを比較明合成)

富士宮市西臼塚駐車場 (2月中旬 深夜247カットをStarStax コメットモードで比較明合成、北極星を中心に星の軌跡を描いた)
外気温マイナス16℃

群馬県妙義山 (11月中旬 18:00から撮影開始、翌0:00 〜5:00 の 720カットをStarStax コメットモードで比較明合成、北極星を中心に星の軌跡を描いた)

静岡県日本平 (12月初旬 3:00 〜 5:30 の405カットをStarStax コメットモードで比較明合成、北極星を中心に星の軌跡を描いた)

精進湖 (12月初旬 0:30 〜 4:50 の780カットをStarStaxで比較明合成、北極星を中心に星の軌跡を描いた)