野鳥撮影遠征〜おしどりの里(愛知県設楽町)

長野県の某ダム湖で初めて撮影したオシドリが余りにも遠かったので何処か良い場所は無いのかと探していた。
今回9日間で九州まで遠征することになり、初日は愛知県設楽町にあるおしどりの里で撮影しようと目論んだ。

東京の自宅からは約300km弱ともう少し距離を稼いでいたいところだが、オシドリを観察できる時期がちょうど良いのでこの機会を逃す手は無いと思った。
ちなみに今回の旅も車中泊、即ち全て車移動で一人での運転となる。(全走行距離は3,440kmとなった)
夕方に自宅を出発し新東名高速道路の浜松S.A.で仮眠し、翌朝新城ICで降りて現地に一番乗りする。
高速道路の深夜割引(0:00〜4:00の間に高速道路上にいれば30%料金が割引される)を最大限利用する。
おしどりの里は8:00に開門、カメラマンは我々二人だけ。
意気揚々と渓流沿いの観察小屋へ向かうもオシドリは一羽もいない。。。カモ類さえも皆無。。。
仕方なく現れるまで小屋手前の休憩スペースで小鳥を撮影した。

キセキレイ雌(黄鶺鴒)
渓流に住み、尾の長いレモン色が印象的で喉が黒いのは雄。

ジョウビタキ雄(常鶲)
全国的に渡来する冬鳥。胸から腹の橙色が印象的。

シジュウカラ雄(四十雀)
小笠原を除く全国に分布する留鳥。雌は腹の黒線が細い。

ヤマガラ(山雀)
小笠原を除く全国に分布する留鳥または漂鳥。

時折観察小屋に見に行く。
ブルーシートに開けられた穴から渓流を見下ろす。

コガモ(小鴨)の群れ
豊川の右側(下流)よりコガモの群れが泳いできた。
雄の冬羽が鮮やか。

カワアイサ雄(川秋沙)
日本に渡来するカモの仲間では最大級。嘴の形状はカモらしくない。

常連のカメラマンさんもオシドリが現れないのは初めてだ、どうした事だろうと不思議がっていた。
今回は諦めて次の機会に出直すことを告げて車に戻り撮影機材を片付けていたところ、やっと現れましたと観察小屋から管理人さんが走って声をかけて頂いた。
雄が二羽だけだが、一羽は岩の陰で我々は一羽だけ観察できた。

オシドリ雄(鴛鴦)
間近に見ることができて感動した。豪華絢爛の水鳥。
しかし群れでいるところも見たいと思った。

今回の旅の最終前日に別の撮影地で大群に出逢うことになるとはこの時は想像できなかった。
新城ICから新東名〜新名神〜山陽道経由で本州から離れ九州・鹿児島まで向かった。

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