野鳥撮影遠征〜ツル観察センター(鹿児島県出水市)(1)

愛知県設楽町の「おしどりの里」を後にして、次の撮影地は鹿児島県出水市の「ツル観察センター」だ。
約1,000kmとちょっとの移動、途中山口県防府市の山陽道佐波川SAで仮眠する。
早朝にまた走り出し、日の出時刻に関門海峡を渡った。車で九州入りするのは初めてである。


予定では今晩に水俣市までの移動であるが、時間的に余裕があるので探鳥する事にした。
九州縦貫自動車道・南関ICで高速を降りて、熊本県荒尾市へ。
某池でクロツラヘラサギの群れを見つけたが、撮影できる場所へは立ち入り禁止。溜池は危険なために高い柵が講じてあった。
早々に諦めて、荒尾干潟水鳥・湿地センターへ。教えていただいたポイントを探すも空振り。
相手が生き物だからしょうがない。
ここから出水市は4時間もかからない。コンビニでパンを買い車を走らせながら食べた。
午後3時には鹿児島県出水市のツル観察センターへ到着した。

今回の撮影行の最大の目的地である。
「万羽鶴」で知られるツルの飛来地で、
2021年「出水ツルの越冬地」がラムサール条約湿地に登録
2022年「出水市」が日本で初めてのラムサール条約湿地自治体に認証

ここでは撮影日時点で6種類のツルが観察出来るという。
種別に撮影した画像を見ていただくが、結論から言うと5種類のツルを撮影できた。残念ながらナベクロヅルだけは探し出せなかった。
12/2の調査日にはマナヅルが1097羽、ナベヅルが10301羽、カナダヅルが4羽、クロヅル6羽、ソデグロヅルが1羽、ナベグロヅルが1羽となっている。
今回私は初日が午後3時〜夕方5時までの2時間、2日目は早朝6時半〜夕方5時まで(途中昼食休憩1時間)、3日目は早朝6時半〜10時半までの合計約16時間の撮影時間である。
マナヅルやナベヅルを撮影した個体数はとんでも無く多いので把握できないが、カナダヅルは4羽、クロヅルは2羽、ソデグロヅルは1羽を撮影できた。


円で囲まれたエリアが撮影できる範囲。(焦点距離約1000mm相当以上)
撮影の際に立ち入許可されているポイントは、ツル観察センター下と屋上展望台、ツル監視所前のデッキ、観察ハイド内、停車可能ポイントでの車内。
詳しくはこちらを参照

続く

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