赤灯台と白灯台
漁港や港湾の入り口にある防波堤に設置されている防波堤灯台は、港の入り口に赤灯と白灯が対で立てられていることが多く、港の奥に向かって右側は赤灯台、左側が白灯台と航路標識法によって決められている。
沿岸灯台(岬や沿岸の顕著な場所に設置されているもの)はこの限りではない。
ちなみに海上保安庁によれば全国の灯台は3118基。
横浜市は旧横浜外防波堤の北灯台(赤灯台)、南灯台(白灯台)を「横浜市認定歴史的建造物」として2019年9月17日付で認定した。
両灯台は横浜ベイブリッジ直下にあり、このうち南灯台は横浜港のシンボルマークに使用されている。
両灯台は同じ大きさで、外径が3.6メートル、高さ24メートル。
横浜ベイブリッジスカイウォークからは両灯台を見下ろせる。
東京湾(左)と横浜港(右)の間で船舶が出入港する際の安全を目的に、昭和10(1935)年4月10日に建造され初点灯し、平成31(2019)年3月20日 本灯台は必要性の低下した光波標識として廃止、消灯された。
本牧埠頭は昭和45(1970)年に完成。横浜大黒防波堤西灯台(赤灯台)と横浜本牧防波堤灯台(白灯台)が横浜港の入り口で航海安全に貢献している。
横浜ベイブリッジは、首都高速湾岸線で横浜港を通過する部分で平成元年(1989)に完成した。
みなと横浜は灯台の歴史も古い。いろいろと検索して紐解いてみるのも面白いだろう。