冬の三陸海岸撮影旅 岩手県田野畑村
宮古からさらに北へ行く。目指すは田野畑村だ。
ここには以前から行ってみたかった高さ200mの断崖が連なる景勝地「北山崎」がある。奇岩怪石、大小さまざまな海蝕洞窟と、ダイナミックな海岸線が約8㎞にもわたり続いている。
北山崎第1展望台からの眺望
NDフィルターを使用して20秒露光した。
北山崎第1展望台から北山崎第2展望台へは、350段の石段を上り下りして到達。
第2展望台は、第1展望台より海側に突き出しているためさらに迫力が増す。
車内で昼食をとった後は県道44号線を南下して次の目的地へ向かう。
日陰はまだ凍りついているので運転には注意が必要。
FF前輪駆動にマッド&スノータイヤ(スタッドレスではない)七分山なのだがこのくらいの上り坂は問題ない。
机浜番屋群を横目に見ながら海沿いをひたすら走る。
確かこの奥に田野畑ダイビングサービスがあると思うのだが今回はパス。いずれは訪れたいと思う。
次の目的地は陸中弁天埼灯台
駐車場からは海沿いに下りた後に崖沿いの細い道や急な階段を600m歩くので距離の割には結構しんどい。
写真以上の怖さと体力を消費する。
見えてきた!
しかしまだ登り坂は続いている!
陸中弁天埼灯台
塗色構造 白地に赤横帯2本塔形
灯 質 群閃白光 毎7秒に2閃光 Fl(2) W 7s
光 度 5,600カンデラ
光達距離 12.5海里
塔 高 9.96メートル
灯 高 98メートル
初 点 灯 昭和40年12月14日
灯台マニアではないのだが、紅白の塗色の灯台は見ていても楽しくなってしまう。
時間はいたずらに経ってしまうもので、早々に切り上げて次の撮影地へ。
ひらいが水門の脇を通過する。
三陸鉄道北リアス線「田野畑駅」の近くにある「水門」である。
震災前からある、「平井賀川の水門」で、車両は水門を運用するための施設「三陸鉄道」の車両と同じ色の塗色。
「田野畑駅」はNHK朝ドラの「あまちゃん」のロケ地で「畑野駅」として登場している。
三陸北縦貫道路を抜けて鵜の巣断崖・出口で降りる。
三陸北縦貫道路は、岩手県の宮古市から久慈市に至る総延長約60 kmで、三陸縦貫自動車道、八戸久慈自動車道と共に「三陸沿岸道路」を構成する。
鵜の巣断崖
「鵜の巣断崖」の名前は、崖の中腹にウミウの巣があることに由来する。展望台からは弓状にえぐられた高さ200mもの断崖が、屏風のように5列に連なる様を眺望できる。
田の神湯
昭和感あふれる銭湯。浴室の真ん中に楕円形の湯船。
地方に撮影行した際には地元密着型の銭湯を探すのが定番。
本日の撮影はやたら体力を消耗したので、美味い海鮮料理を臓器が求めている。
あんこう鍋定食とカキフライを注文。
旨いの一言以外口に出ない!