野鳥撮影遠征〜ツル観察センター(鹿児島県出水市)(3)

【 マナヅル 】真鶴

撮影日はマナヅルの渡来数はナベヅルの10%くらいの数であった。
それでも1000羽を超えるからかなりの数が観察できる。世界の生息数は6000〜7000羽と推測されていて、その約半数がここ出水平野に渡来すると言われる。
全長は130cmと大きくツルの群れの中でも一際目立つ。体は青灰色で首の後ろ側が白く、目の周囲は赤い皮膚が裸出する。
幼鳥は頭部や頸部が褐色で、目の周りは赤くない。
RDB 絶滅危惧II類 (VU)

求愛ディスプレイを始めた。

迫力ある飛翔姿


ナベヅルとマナヅルは江戸時代に高級食材として武将の間で食されていた。
味はナベヅルが上とされていた。
興味深い論文が北海道大学大学院から公開されていた。
江戸時代の文献史料に記載されるツル類の同定 ーマナヅル・ナベヅルに係る名称の再考察ー


続く

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