干潟
水の嫌いなトビハゼ

トビハゼは魚類であり、淡水魚に分類される。しかし、水を嫌う。サカナなのに。泳ぐことは出来るが(サカナだから当たり前)、目を水面から出して泳ぐ。 そして泳ぎは遅い。何だか水が恐い小学生みたいな泳ぎ方だ。 そして泳力はと […]

続きを読む
干潟
トビハゼの求愛行動(愛の結晶)

トビハゼの卵は長径1.0mm、短径0.6mmと非常に小さく産卵室の天井や壁面に5000〜6000粒産み付けられる。1週間後に孵化し(体長2.7mm)、仔魚は夜間の満潮時に巣穴から出て海中の表層〜中層で浮遊生活を始める […]

続きを読む
干潟
トビハゼの求愛行動(愛の成就)

トビハゼの雄は紆余曲折を経て雌を無事に巣穴へと連れて来ることに成功した。(人間界以上の泥沼的な愛の葛藤)果たして雌は気に入ってくれるのだろうか?(新婚家庭の新居へ花嫁が初めて訪れる際の花婿の気持ち?) 雄は丹精を込め […]

続きを読む
干潟
トビハゼの求愛行動(泥沼の愛)

トビハゼの愛の策略は興味深い。特に繁殖期後半になるといわゆる「売れ残り組」が雌雄ともに存在し、お互いに争奪戦となる。あちらこちらで雄どうしの戦いや、雌どうしの小競り合いが始まる。 雄どうしの威嚇。 泥の中で威嚇し合う […]

続きを読む
撮影行
トビハゼの求愛行動(愛のキス)

巣穴が完成したら雄は雌を求めて干潟の真ん中へ飛び出す。徐々に体色をピンクやオレンジ色の婚姻色に染めて。高くジャンプしたり、求愛ダンスを踊ったりしてひたすら雌にアピールする。これは遠くにいる雌からも良く見える様にするためで […]

続きを読む
干潟
トビハゼの捕食行動

トビハゼは肉食性。干潟にいるチゴガニを襲って捕食する。 稚ガニは食べやすいが成体のチゴガニは脚が長くて食べづらい。 野鳥のシギ類がヤマトオサガニを捕食する際にカニの脚をもぎ取る様に、トビハゼも首を振っていた。 遠 […]

続きを読む
干潟
トビハゼの巣穴

トビハゼは泥干潟に巣穴を掘って暮らしている。葦原の前に広がる泥干潟であったり、葦原の中のぬかるみ周辺であったりする。巣穴の直径は1〜1.5cmでトビハゼが入れるギリギリのサイズが多いが、中には3cmを超えるものま […]

続きを読む
干潟
トビハゼのジャンプ

トビハゼ(跳鯊)の和名の由来は、潮が満ちて逃げ場が無くなると水切りのようにピョンピョン連続ジャンプして跳ねて陸に上がるからとされている。確かにその光景は観察できる。しかし素早くてとても超望遠レンズでのアップでは追い切 […]

続きを読む
干潟
トビハゼ撮影

5月下旬より大潮周りの日にトビハゼの生態撮影を始めた。以来、20日程撮影を続けている。時間にすると約100時間。残り約1ヶ月くらいだろうか、繁殖期が終わるまで続けるつもりだ。この季節は炎天下の撮影で日焼けに悩まされる […]

続きを読む
Mac
続・外付けSSDの製作

4ヶ月前に外付けSSDの製作をした。用途は Adobe Lightroom Classicのカタログ等の格納である。Mac Studio 本体のSSD容量消費の回避策。これとは別に、もう一つ外付けSSDを製作した。Fin […]

続きを読む
DTP
2023年 7~8月 カレンダー

7〜8月のカレンダーは「珊瑚楽園」です。沖縄県石垣島から高速船に乗り約1時間で沖縄県西表島上原港へ。そこから日本最西端のバス停・白浜までは約30分。白浜港からダイビングボートに乗り、舟浮湾を抜けて船浮港灯台を左に見てぐる […]

続きを読む
野鳥
カルガモ(軽鴨)

身近な都市公園の池などでも観察できるカモ。世界的には東アジアのみの分布。日本で嘴の先が黄色いカモはカルガモだけである。 親鳥の水浴び。 親子仲良く。 潜水&餌取りの訓練! 撮影させてくれてありがとう。

続きを読む
野鳥
コサギ(小鷺)

コサギを初めて見たのは昨年で近所の緑道公園の池。正確には名前を知りたくて調べたのが昨年だったので、何処かで見た事があったのかも知れない。そのくらい鳥類には興味がなかったのである。この緑道公園に「野鳥の島」というサギ山があ […]

続きを読む
野鳥
ゴイサギ(五位鷺)

ゴイサギはペンギンと間違えられるサギで首をなかなか伸ばさない特異の体型。虹彩は赤く頭頂は濃い青灰色で帽子を被ったようにも見える。 幼鳥は成鳥とは異なる羽色で、白い斑点が有り「ホシゴイ」の俗称で呼ばれる。 水際で餌取りの練 […]

続きを読む
野鳥
ダイサギ(大鷺)

干潟に現れたダイサギ。水際をゆっくり餌を探して歩く。鳥の眼力は鋭い。ヒトの3〜4倍の視力で視界は330度と円周魚眼に近い。ヒトの視野は24mmレンズ程度、案外狭い。 ボラの稚魚を捕らえた。首を縮めたかと思うと一気に伸ばし […]

続きを読む
撮影機材
続・干潟撮影機材

干潟で撮影する際に工夫した3点を紹介します。先ずは「ガタイス(干潟用椅子)」。干潟で撮影する際は4〜5時間と長丁場になります。トビハゼの生態撮影は根気との戦いです。ぬかるんだ干潟は体重でどんどん沈んで行きます。三脚の足先 […]

続きを読む
干潟
スジアオノリのレストラン

最近撮影している干潟で干潮時に現れるスジアオノリの群落。そこは干潟のカニたちのレストラン、しかも食べ放題! 常連客その1、アシハラガニ。 常連客その2、ヤマトオサガニ。 そして常連客その3、チゴガニのカップルがランチデー […]

続きを読む
撮影機材
CANON EOS R7 

野鳥や干潟のトビハゼを撮影していると CANON EOS 90D では物足りなく感じてしまう。水中撮影では90Dとオーダーメイドハウジングで快適に撮影できるのだが、超望遠レンズでの動体撮影ではもどかしさを感じてしまう。 […]

続きを読む
干潟
アシハラガニの採餌

葦原に大群で暮らすアシハラガニ。甲幅30mm、干潟の中では大型種で鋏脚が左右同じ大きさ。雑食性で干潟に打ち上げられたクラゲや魚類の死骸なども食べる。 ハクレンの死骸を集団で採餌。 次の日も貪りつく。 約2週間後に訪れると […]

続きを読む
野鳥
アオサギ(蒼鷺)

アオサギは全長約1m弱と鷺の仲間では最大級。青灰色の体に顔は白。首に一筋の濃紺線。嘴は黄色く頑丈そう。 アオサギは妙なポーズをする。羽干しと言われているがヨガでもしている様だ。 雌雄で育雛をする。 食欲旺盛の雛。 成長の […]

続きを読む
野鳥
カワウ(川鵜)

全長82cm、黒くて大きな水鳥。潜水能力が高く魚を捕食する。カワウの水浴びは迫力がある。 上陸して羽を乾かす姿も見応えある。 翼を広げると1mを軽く超える。 樹上の高いところに営巣する。雛もそれなりに大きい。

続きを読む
野鳥
ダイサギ(大鷺)とコサギ(小鷺)

俗にシラサギと呼ばれる三種のなかで最大なのがダイサギ。全長は80〜90cmと存在感たっぷりな野鳥で美しい。夏羽では嘴は黒く長く、目先は青緑色。首がとても長い。飾り羽は繁殖期の春から夏に見られる白いレース状でウエディングド […]

続きを読む
干潟
ヤマトオサガニのウエービング

ヤマトオサガニの雄は雌に対して求愛のダンスをする。大きな鋏脚を上下に振るのであるが、それはチゴガニほど動作が大きくなくゆっくりでもある。 泥干潟では繁殖期も近づいて生き物たちがより活動的になって来た。 EOS 90D , […]

続きを読む
野鳥
カイツブリ(鳰)

全長30cmもない水鳥で留鳥。夏羽は黒褐色で頬から首が赤褐色。水中に潜り採餌する。カイツブリは滋賀県の県鳥に制定されている。 谷津干潟公園淡水池にて撮影。

続きを読む
野鳥
ムクドリ(椋鳥)

九官鳥に似た野鳥がいる!私の第一印象は、子供の頃に飼育していた九官鳥を彷彿した。「キュウちゃん」と名付けて家族で可愛がっていて、死んだ際は剥製にして玄関に飾っていた。九官鳥も同じスズメ目ムクドリ科で大きさも同じくらいなの […]

続きを読む
干潟
トビハゼ

トビハゼは汽水域の泥干潟に生息し泥上を這い回る魚。成体の体長は最大10cmになるらしいが、私の撮影フィールド(東京湾奥部)では5〜6cmの個体ばかりである。とても臆病で近づくとカエルのように連続ジャンプで素早く逃げる。同 […]

続きを読む
撮影機材
干潟撮影機材

久しぶりに干潟撮影に本腰を入れるために撮影機材を見直した。今回新たに購入したレンズは、タムロン 100-400mm F4.5-6.3 Di VC USD (写真手前)奥側の SP 150-600mm F/5-6.3 Di […]

続きを読む
野鳥
コチドリ(小千鳥)

全長16cmとスズメと同じくらいの小さな野鳥。日本で一番小さなチドリ類で、ハクセキレイを撮った同じ干潟にいた。黄色いアイリングが目立つ。 東京港野鳥公園にて撮影。

続きを読む
野鳥
ハクセキレイ(白鶺鴒)

全長約20cmほどで街中でも見かける鳥だが、せわしなく走り回る尾の長い白黒の鳥としか認識していなかった。干潟で餌を探して歩き回っていた。バズーカと呼称される超望遠レンズで見る野鳥は新鮮に感じた。先ずは身近な野鳥から撮影し […]

続きを読む
撮影機材
野鳥撮影

野鳥撮影始めました。この分野には手を出すまいと思っていましたが、干潟のカニ類等を撮影しているとどうしても避けて通ることは出来ない事があります。干潟に生息するカニ類や稚魚の天敵であるシギ類やサギ類、これら鳥類との捕食関係は […]

続きを読む