2025年 1 月 カレンダー
表紙です。国頭村辺戸岬から大石林山方面を撮影しました。 【 2025年1月カレンダー 】 やんばるの海中生物は陸上の生物ほど地域差はありません。それは海が周囲と繋がっているからで閉鎖的ではないからです。陸上の生物や源流由 […]
2024年 12 月 カレンダー
【 2024年12月カレンダー 】 クダゴンベ(Oxycirrhites typus)の和名はその長い吻を管に見立てた事による。最大でも全長13cm程度の小型魚。写真は体長8cmの個体で魚眼レンズの先2cmまで接近できた […]
2024年 11 月 カレンダー
【 2024年11月カレンダー 】 ウミトサカ・ウミシダ・イソバナ・ウミカラマツ・クダヤギ等、刺胞動物や刺胞動物に共生する。学名: Periclimenes psamathe体色は透明で額角の先端から頭胸甲の腹側と腹節の […]
2024年 10 月 カレンダー
【 2024年10月カレンダー 】 タカベは伊豆諸島では定番の夏の魚のイメージであるが、西伊豆では10月に大きな群れで沿岸近くに現れる。撮影中に気がつくと数千〜数万匹の塊に取り囲まれる事もある。似たような体色にウメイロが […]
2024年 9 月 カレンダー
【 2024年9月カレンダー 】 北アルプスの雪解け水が長い年月をかけて伏流水として安曇野一帯に湧き出します。湧水が水源の蓼川には三連水車が有り、水面下にはセキショウモなどが一帯に繁茂しています。清らかで豊富な湧水は、わ […]
紀伊半島清流の水中撮影・滝の拝(2)
滝壺の上流側でも水中撮影した。水深は極めて浅いエリアなのでタンクは背負っておらずシュノーケルのみ。といっても5mmワンピースのスキンスーツの浮力は無視できないのでウエイトは5kg腰に巻く。 モクズガニ甲幅5cmの立派な個 […]
紀伊半島清流の水中撮影・滝の拝(1)
和歌山県指定の天然記念物。古座川の支流小川にあり、川床すべてが床岩で大小さまざまな奇形の岩穴(ポットホール)があり、中央には滝がある。以前から知ってはいたが今回初めて訪れて潜ってみる事にした。 滝の様相は直下型ではなく、 […]
紀伊半島清流の水中撮影・銚子川(2)
銚子川上流部では甲殻類も撮影した。水底の窪みや岩の下の暗がりに水中ライトの光を当てると甲殻類が観察できた。 モクズガニ食用として有名な「上海蟹」(チュウゴクモクズガニ)の同属異種。親が海域へ移動し海域で繁殖を行う「降河回 […]
紀伊半島清流の水中撮影・銚子川(1)
紀伊半島の清流で水中撮影をすることにした。過去に三度ほど紀伊半島の海中撮影をしに出かけているが、河川での水中撮影は初めてである。他県の河川とどのくらい違うのか興味深い。先ずは奇跡の清流と謳われる三重県の銚子川を潜った。メ […]
2024年 8 月 カレンダー
【 2024年8月カレンダー 】 今月のカレンダーは地球温暖化がテーマです。温暖化の影響で海水温が高温になり水温30°C以上が続くと、珊瑚やイソギンチャクに悪影響を及ぼして白化現象を引き起こします。写真的には綺麗に見える […]
沖縄本島・植物撮影(2)
南国沖縄では植物も、そこを通り抜ける風の匂いも違う。今年は猛暑の沖縄であったがレンズを通した風景は爽快だった。 ナツメヤシ果実はデーツとよばれ、中東地域のあらゆる文化を象徴する果実である。 ヤエヤマヤシ八重山列島の固有種 […]
沖縄本島・植物撮影(1)
沖縄滞在中に植物を撮影した。(2024年7月上旬に撮影)沖縄で見た花はどれも鮮やかで目に眩しかった。 真喜屋のサガリバナ名護市指定文化財、おきなわ名木百選の一つ。樹齢150年以上。陽が落ちる頃に花を咲かせ、夜明けには […]
沖縄本島・やんばる昆虫撮影
やんばるで探鳥したフィールドで出会った昆虫を撮影した。昆虫は積極的に探していなくて偶然目前に現れたもの。 オオシオカラトンボ タイリクショウジョウトンボ ハラボソトンボ ハラボソトンボ(左)とタイリクショウジョウ […]
沖縄本島・やんばる動物撮影
やんばるで探鳥したフィールドで出会った野生動物を撮影した。動物は積極的に探していなくて偶然目前に現れたもの。 リュウキュウヤマガメ国指定天然記念物、RDB絶滅危惧II類 (VU)沖縄県の固有種で、沖縄本島北部・久米島・渡 […]
沖縄本島・野鳥と干潟撮影(9)大浦湾・中城湾
名護市大浦湾、南城市中城湾の干潟でカニ類とミナミトビハゼを撮影した。 ミナミコメツキガニ河口域に広がる柔らかい干潟に生息、マングローブの海側海側の泥地に多い。 甲幅は10mmほどで甲羅部分が青灰色 集団で前に歩く様が軍隊 […]
沖縄本島・野鳥と干潟撮影(8)大宜味村
沖縄本島での撮影は新月周りの大潮前後の日程であった。これは干潟での撮影は外せない。国頭村滞在中に大宜味村の干潟へ行き、日没前後の時間帯で撮影をした。 夜行性のオカガニの仲間が巣穴から這い出して活動していた。 オカガニ オ […]
沖縄本島・野鳥と干潟撮影(7)豊見城市
最終日最後の野鳥撮影は豊見城市(とみぐすくし)の三角池。クロツラヘラサギがこの時期見られると言う情報を沖縄ネイチャーオフィス(O.N.O)さんに教えていただき、南城市の干潟の後に行った。クロツラヘラサギは世界的希少種で、 […]
沖縄本島・野鳥と干潟撮影(6)金武町
最終日前夜は金武町で宿泊し、翌早朝は金武町の田畑のあるフィールドで探鳥した。先ずは沖縄ネイチャーオフィス(O.N.O)さんのカフェカウンターでコーヒーをいただいた。何とここから居ながらにしてリュウキュウヨシゴイ雄を撮影! […]
沖縄本島・野鳥と干潟撮影(5)シロチドリ・国頭村
「浜千鳥(ちじゅやー)」- 琉球民謡”旅や浜宿り 草の葉の枕 寝ても忘らぬ 我親の御側 (千鳥や浜うてちゅいちゅいな)”首里王府を追われ、具志川へと逃亡した士族の男性が、故郷をしのんで歌った。 歌名の浜千鳥という和名の野 […]
沖縄本島・野鳥と干潟撮影(4)ノグチゲラ・国頭村
ノグチゲラ(野口啄木鳥)は沖縄島北部(やんばる)にのみ生息する固有種。特別天然記念物、RDB絶滅危惧IA類 (CR)、沖縄県県の鳥。世界的にも希少なキツツキ。推定個体数は500羽と言われている。沖縄ネイチャーオフィス(O […]
沖縄本島・野鳥と干潟撮影(3)ヤンバルクイナ・国頭村
ヤンバルクイナ(山原水鶏)は沖縄本島北部山原(やんばる)地方にだけ生息する固有種で、国の天然記念物。RDB絶滅危惧IA類 (CR)地元ではアガチと呼称され親しまれている。随分と前に国頭村辺土名のライブに出演した際にお世話 […]
沖縄本島・野鳥と干潟撮影(2)エリグロアジサシ・国頭村
明日の(2日目の)野鳥ツアーの集合地は道の駅 ゆいゆい国頭に朝5時。そこを考慮して国頭村の宿を選んだ。名護市のスーパーで買い出しをして海沿いに走る国道58号線を北上した。海岸線から約100mほど離れた岩に白い鳥が飛んでい […]
沖縄本島・野鳥と干潟撮影(1)金武町は でーじまーさん
5日間で沖縄本島へ撮影行。梅雨明けの夏真っ盛りの沖縄へ行って来ました。沖縄は2021年8月以来、約3年ぶり。こんなに期間が空いたのは初めてです。今回は水中撮影は無しで、野鳥と干潟に絞りました。早朝便だったので自宅からマイ […]
東京都多摩地方で野鳥撮影
5月下旬と6月下旬は、東京都の多摩地方で野鳥撮影をした。 サンコウチョウ サンコウチョウ雄 「ツキ(月)ヒ(日)ホシ(星)ホイホイホイ」と雄が囀ることがサンコウチョウ(三光鳥)の和名の由来。 サンコウチョウ雌、一生懸命巣 […]
初夏の山陰撮影行(7)経ケ岬灯台と伊根の舟屋・京都府
経ケ岬灯台丹後半島の最北端、海抜148mの断崖に建つ白亜の灯台。国指定重要文化財。明治31年(1898年)設置、国内に5ヶ所のみの希少な第1等レンズ(フレネルレンズ)を使用した第1等灯台。 伊根の舟屋京都府北部の伊根町に […]
初夏の山陰撮影行(6)コウノトリ・兵庫県豊岡市
今子浦で海中撮影をした後に片付け作業をしていると、ある男性に話しかけられた。釣り人を探して取材していると言う。訳を聞くと、兵庫県で釣り客の水難事故が多発しているらしい。早朝や夕方にならないと魚は釣れないので昼間は期待しな […]
初夏の山陰撮影行(5)タイドプール水中撮影・兵庫県今子浦
すっかり体調は回復したので午前中は何処かで潜る事にした。潜ると言っても今回はスクーバセットやタンクは家に置いて来ているので浅い海で水中マスクとシュノーケルを使用したマクロ撮影。5mmのスキンスーツにウエイトは6kg、タイ […]
初夏の山陰撮影行(4)余部(あまるべ)と餘部(あまるべ)・兵庫県
余部埼潮目が描く夕景 遊漁船 イカ釣り漁船 イカ釣り漁船 余部埼灯台(御崎灯台)灯台だけの高さは14mだが、海面から光源までの高さが284m、日本一高い場所にある。1951年(昭和26年)初点灯、1985年(昭和60年) […]
初夏の山陰撮影行(3)灯台とウミネコの島・島根県
出雲日御碕灯台を撮影しに行く。出雲大社を過ぎて日本海側に10kmほど行ったところだ。 地面から塔頂まで(塔高)が43.65mあり、石造灯台としては日本一の高さ。 国指定重要文化財 近くには経島(ふみしま)が。ウミネコの繁 […]