干潟
初夏の九州撮影行(6)「ムツゴロウの決闘」
ムツゴロウの雄同士の決闘雄は巣穴の周り1〜2mが行動範囲であり、縄張りとなる。その中で求愛ジャンプをして雌の気を引く。近くにいる雄が縄張りに侵入すると追い払うべく、背鰭を立てたり口を大きく開けて威嚇する。闘争心の弱い雄 […]
初夏の九州撮影行(5)「ムツゴロウの求愛ジャンプ」
ムツゴロウ撮影は7日間、写真と動画を精力的に撮影した。先ずは「ムツゴロウ雄の求愛ジャンプ」を見て頂きたい。 ムツゴロウの繁殖期は5月中旬〜7月、雄は雌の気を引くためにジャンプを繰り返す。尾鰭を折り曲げてバネにして垂直に飛 […]
ホシハジロ(星羽白)
東京港野鳥公園、ホシハジロの雄が観察できた。嘴が殆ど真っ黒なのでオオホシハジロでは?と思ったが撮影日は9月中旬でもあり、調べると嘴が真っ黒のホシハジロもいるらしい。また嘴や体の大きさも考えるとホシハジロと同定するのが順当 […]
トビハゼの求愛行動(愛の結晶)
トビハゼの卵は長径1.0mm、短径0.6mmと非常に小さく産卵室の天井や壁面に5000〜6000粒産み付けられる。1週間後に孵化し(体長2.7mm)、仔魚は夜間の満潮時に巣穴から出て海中の表層〜中層で浮遊生活を始める […]
トビハゼの求愛行動(愛の成就)
トビハゼの雄は紆余曲折を経て雌を無事に巣穴へと連れて来ることに成功した。(人間界以上の泥沼的な愛の葛藤)果たして雌は気に入ってくれるのだろうか?(新婚家庭の新居へ花嫁が初めて訪れる際の花婿の気持ち?) 雄は丹精を込め […]
トビハゼの求愛行動(泥沼の愛)
トビハゼの愛の策略は興味深い。特に繁殖期後半になるといわゆる「売れ残り組」が雌雄ともに存在し、お互いに争奪戦となる。あちらこちらで雄どうしの戦いや、雌どうしの小競り合いが始まる。 雄どうしの威嚇。 泥の中で威嚇し合う […]
トビハゼの求愛行動(愛のキス)
巣穴が完成したら雄は雌を求めて干潟の真ん中へ飛び出す。徐々に体色をピンクやオレンジ色の婚姻色に染めて。高くジャンプしたり、求愛ダンスを踊ったりしてひたすら雌にアピールする。これは遠くにいる雌からも良く見える様にするためで […]
トビハゼの捕食行動
トビハゼは肉食性。干潟にいるチゴガニを襲って捕食する。 稚ガニは食べやすいが成体のチゴガニは脚が長くて食べづらい。 野鳥のシギ類がヤマトオサガニを捕食する際にカニの脚をもぎ取る様に、トビハゼも首を振っていた。 遠 […]
トビハゼのジャンプ
トビハゼ(跳鯊)の和名の由来は、潮が満ちて逃げ場が無くなると水切りのようにピョンピョン連続ジャンプして跳ねて陸に上がるからとされている。確かにその光景は観察できる。しかし素早くてとても超望遠レンズでのアップでは追い切 […]
スジアオノリのレストラン
最近撮影している干潟で干潮時に現れるスジアオノリの群落。そこは干潟のカニたちのレストラン、しかも食べ放題! 常連客その1、アシハラガニ。 常連客その2、ヤマトオサガニ。 そして常連客その3、チゴガニのカップルがランチデー […]
ヤマトオサガニのウエービング
ヤマトオサガニの雄は雌に対して求愛のダンスをする。大きな鋏脚を上下に振るのであるが、それはチゴガニほど動作が大きくなくゆっくりでもある。 泥干潟では繁殖期も近づいて生き物たちがより活動的になって来た。 EOS 90D , […]
アオアシシギ・キアシシギ
チュウシャクシギを撮影した干潟では、アオアシシギやキアシシギも観察できた。大きさは、チュウシャクシギ>アオアシシギ>キアシシギの順でより小型になる。 アオアシシギ全長が約35cm 足は緑青色。嘴は灰黒色でやや上に反 […]